VR映像(360度動画・静止画)の一括制御・再生システムShowtime VRは、ヨーロッパの多言語環境での利用を前提とされて開発されてきました。
そのため、360度動画ファイルを1つだけ作れば、字幕ファイルと音声ファイルを追加するだけで、複数の字幕や音声を簡単に切り替えることができます。

準備
準備はとても簡単です。360度動画ファイル本体と同じフォルダー内に、追加したい音声ファイル(.wav)と字幕ファイル(.srt、文字コードはutf8)を追加します。

その歳、音声ファイルや字幕ファイルの名称は、本体の360度動画ファイルの名前に_(アンダースコア)をつけて、該当する識別子(任意、個々の例では日本語として「 jp 」)をつけます。
Showtime VRでは、ファイル名に日本語も利用できますが、「パ」や「バ」などの半濁音・濁音の際が入ると問題が生じることがあるため、半濁音・濁音の無い日本語ファイル名にするか、または半角英数字のアルファベットにすることをおすすめします。


字幕や音声を変更して動画を再生する
正しいファイル名の字幕・音声ファイルを正しい場所(フォルダ)においた場合には、コントローラーアプリ上で以下のように、音声と字幕を選択できるようになります。
あとは、動画再生デバイスを選択して再生するだけです。

Youtubeでの操作例
以下の例では、パソコン上でShowtime VRのコントローラーアプリを開き、右隣では、Meta Quest Developer HubでMeta Quest3の画面をミラーリングして表示しています。
