Showtime VRでは、動画再生デバイス( Quest 2など)ごとの設定ファイル(config.txt)を編集することで、再生プレイヤーアプリの挙動に関する様々な設定が可能になります。
再生プレイヤーアプリ待機画面に、自社ロゴやオリジナル背景画面を設定したい場合には、こちらの設定ファイル(config.txt)を編集してください。
※自社ロゴやオリジナル背景画面の設定は、Showtime VRのオンラインバージョン、及び、ローカルバージョンのUltraライセンスで可能です。
以下は、ローカルバージョンのUltraライセンスの時に可能な設定をご紹介します。
設定ファイルの場所
この設定ファイル(config.txt)は、Showtime VRアプリを初めて起動した時に、アプリのルートフォルダに自動で生成されます。Showtime VRアプリをインストールしただけでは生成されないので気をつけてください。
設定ファイル(config.txt)のサンプル
設定可能な変数
この設定ファイル(config.txt)では、以下のような設定をすることができます。順不同です。
- nr = ( 整数値)
-
コントローラー操作画面に表示されるデバイスの番号(重複可)
- name = テキスト
-
コントローラー操作画面に表示される再生デバイスの名称(重複可)
ogo = ロゴファイルまでの相対パス-
プレイヤーアプリの待機画面に表示される、会社や組織名などのロゴファイルへの相対パスを記します。サポートされるファイル形式は jpg、png(アルファチャンネル付き)。大きさは2048x1024pxまでが望ましいです。
デフォルトではBranding/logoに設定されています。ブランディングオプションが有効なライセンス(オンラインバージョン、ローカルバージョンのUltimateライセンス)のみ、この機能は有効です。
- skybox = 待機画面用360度静止画/動画ファイルまでの相対パス
-
プレイヤー アプリの待機画面に背景として表示される、 360 度の静止画/動画ファイルへの相対パスを記します。サポートされるファイル形式: jpg、png、mp4、またはプレイリスト(セミコロンで区切られたパス)。
大きさは4096x2048px以上、アスペクト比2:1が望ましいです。デフォルトでBranding/skyboxに設定されています。ブランディングオプションが有効なライセンス(オンラインバージョン、ローカルバージョンのUltimateライセンス)のみ、この機能は有効です。
例:
静止画の場合
skybox = Branding/mybackground.jpg
プレイリストの場合
skybox = Branding/video.mp4;Branding/video2.mp4;Branding/video3.mp4
- preferredUIMode = ( None/Standalone/Simple/Advanced )
-
プレーヤーアプリの起動時に表示される、プレーヤ アプリの初期画面の設定です。
None – アプリの起動ごとに、ユーザーは手動でモード選択をする必要があります。
Standalone – コントローラー・アプリなしで動作するモードです。すべてのメディアファイルがサムネイル付きで表示されます。ユーザーは手動でメディアの再生コントロールを行います。
Simple – コントローラーの接続状況以外のインターフェイスがない、プレーヤーアプリの標準的なモードです。
Advanced – Showの接続状態、ライブラリ接続状態、ファイルのダウンロード状態など、全ての現在状況が表示されます。このモードは、Showtime VR Onlineで使われます。
- flatScreenSize = ( 整数値)
-
2D動画再生時の画面サイズです。デフォルトは100
- wifiID = (テキスト)
-
WiFiネットワークのSSID。(アプリバージョン4.14.0以上)
- wifiPW = (テキスト)
-
WiFiネットワークのパスワード。(アプリのバージョン4.14.0以上)
- autostart = ( true / false )
-
trueを設定すると、ユーザーがデバイスのホームボタンが押しても、アプリを停止することができなくなります。常にShowtime VRアプリのままになります。