去る2024年10月に、東京都内某所で行われた医療系の国際学会で、Showtime VRを使用し、200名超の参加者の皆様に医療現場のVR(360度)動画を同時視聴していただくイベントがありました。
目次
機材構成
このイベントでは、合計約230台のVRヘッドセット(Pico G3 200台 + Meta Quest 3 30台)の混成で行われたのですが、その際の機材構成は以下の通りです。
課題
このイベントでShowtime VRチームが直面した大きな課題として、本番にVRヘッドセットと制御用PCの接続不良問題が起こりました。本番前の3回のリハーサルでは全く起こらなかったのですが、本番では、参加者の方々が持ち込むスマホやパソコン、そして同時通話ヘッドセットの全てが会場でWifiを使用したために、電波干渉が起こったようでした。
それでも問題なく上映はできました。しかしながら、翌日二回目の上映時にはより万全を期すため、コントローラーアプリで制御信号パケットのデータ量を減らしかつデータの送信頻度をより頻繁にする改善を行いました。そのおかげで第二回目の上映時には、接続不良問題は全く起こりませんでした。
一般設定画面の解説 | Showtime VR Japan Pro (Showtime VRの使い方サポートサイト)
Showtime VR ローカルバージョンのコントローラーアプリの右上には、歯車マークの一般設定ボタンがあります。 ここの設定内容について解説します。以下、最も多機能なUltra…