Showtime VR のシステムは、
- VRヘッドセット内にインストールする「プレイヤーアプリ」
- 「プレイヤーアプリ」をコントロールする「コントローラーアプリ」
の、2種類のアプリで構成されています。
コントローラーアプリからは、プレイヤーアプリに対してネットワークを通じ動画データの制御信号のみを送ることで、複数VRヘッドセットの同時再生コントロールをするようになっています。
使用前には、予め個々のVRヘッドセットのプレーヤーアプリ内に、再生予定のコンテンツ(VR動画データなど)をあらかじめコピーしておく必要があります。
Showtime VRローカルバージョンでは、イベントで使用する予定のコンテンツを、全てのVRヘッドセットに対してUSBケーブルで接続したパソコンを通じて手動で一つずつコピーします。
又、Showtime VRオンラインバージョンと同じく、ローカルバージョンでも、クラウドから一斉にVRヘッドセットにコンテンツをダウンロード・管理することもできます(ネット回線次第の性能次第で、とても時間がかかることがあります)。
Meta QuestやPico G3とパソコン( Windows, Mac)との接続の方法は、以下の記事を御覧ください。
Showtime VRで利用できるコンテンツ(動画・静止画)の種類につきましては、以下の記事をご覧ください。
VR動画を保存する場所
VRヘッドセット内で、一般的なVR動画(3Dではない360度動画)をコピーする場所は以下のとおりです。Showtime VRでは、コンテンツデータの種類ごとに指定されたフォルダに分けて保存します。
- VRヘッドセットのルートフォルダ
- Showtime VRアプリフォルダ
(このフォルダは、Showtime VRアプリをインストール後、アプリを一度起動した後に生成されます)- Videosフォルダ(動画の場合)
- Panoramasフォルダ(360度静止画の場合)
- Showtime VRアプリフォルダ
参考:一般的なVR動画(3Dではない360度動画)を保存する場所
VRヘッドセットのルートフォルダ内の「Showtime VR」フォルダに移動します。
(Showtime VRフォルダは、VRヘッドセットにShowtime VRアプリをインストール後、アプリを一度起動した後に生成されます)
Meta Quest の場合
Pico G3の場合
次に、「Showtime VR」フォルダ内の「Videos」フォルダに移動します。
Videosフォルダ 内の「2D」フォルダに移動します。
「2D」フォルダ内にVR動画(360度動画・立体でない)を保存します。
VRコンテンツを保存する主な場所
Showtime VRアプリ内の第一階層です。
- [ 1 ] Panoramas(パノラマ)
-
360度写真の静止画をここに入れます。拡張子はjpgまたはpngです。jpegでは表示されないので気をつけてください。
- [ a ] 2D
-
3D(立体)仕様ではない360度写真を保存するフォルダです。
- [ b ] 3D
-
3D(立体)仕様の360度写真を保存するフォルダです。
- [ 2 ] Videos
-
よく使うと思われる種類の動画の保存場所を紹介します。
- [ a ] 3D
-
3D(立体)仕様の360度動画を保存するフォルダです。
- [ b ] Flat 2D
-
Showtime VRでは、360度動画ではない通常の2D(平面)動画も表示することができます。そのような動画を保存するフォルダです。
Showtime VRでは、2D(平面)静止画を表示することは現在の所できません。しかし、2D(平面)静止画を動画フォーマット(mp4)にすると、動画として表示することはできます。
このようにすることにより、パワーポイントなどの画像も表示できますが、表示中に一時停止しておく必要があります。
- [ c ] 2D
-
3D(立体)仕様ではない360度動画を保存するフォルダです。一番よく使うでしょう。
- [d]EAC2D
-
Youtubeの360度動画等で使われている、EAC ( Equi-Angular Cubemap ) 形式の360度動画はこちらに格納します。
- [e] Flat3D
-
3D仕様の2D(平面)動画を保存するフォルダです。
- [ 3 ] Branding
-
VRヘッドセットのプレイヤーアプリの待機画面で表示する、ロゴや背景の360度写真を保存する場所です。
- [ a ] ローカルバージョンの背景用の360度静止画
-
Showtime VRローカルバージョンで使用される360度静止画写真です。ファイル名は任意です。
- [ b ] オンラインバージョンの背景用360度静止画と、ロゴ画像が保存されたフォルダ
-
このBrandingフォルダには、時々このようにランダムな英数字文字列名のフォルダがあるときがありますが、Showtime VRオンラインバージョンによって生成されたフォルダですので、手動で削除したり名前を変更したりはしないでください。
- [ c ] ローカルバージョンのロゴ用静止画
-
ローカルバージョンのロゴ用静止画には、透過背景を持つpng画像が使えます。
Meta Questなどの再生デバイスに好きな番号や名前をつける、ローカルバージョンにおいて待機画面に自社… Showtime VRでは、動画再生デバイス( Quest 2など)ごとの設定ファイル(config.txt)を編集することで、再生プレイヤーアプリの挙動に関する様々な設定が可能になりま…