VR(360度)動画を用いた研修を遠方のお客様から依頼された場合には、どういった方法があるでしょうか?
様々な方法が考えられますが、一番簡単な方法は、VRヘッドセットを誰でも簡単に扱えるようにして、依頼があった遠方のセミナー主催者のところまで配送します。
そして、セミナー主催者自身の指導でセミナー参加者にVRヘッドセットを操作・視聴してもらい、終了後に返却して貰うという形が可能です。
セミナーの時には、研修作製者がオンラインでセミナーに登場し、質疑応答などをすることもできるでしょう。
VRヘッドセットを誰でも簡単に扱えるようにするとは?
ポイントは、VRヘッドセットを使うお客様に操作の負担をできるだけかけないようにすることです。そのためには、コントローラー無しで操作することが可能で、又、誤操作を防ぐために研修動画の再生アプリ以外のアプリは動作しないように、VRヘッドセットを設定することも大事です。
準備については以下の記事が参考になると思います。
VRヘッドセット内のコンテンツを、どのようにして保護するか
何もしなければ、VRヘッドセット内に納められているVR(360度)動画をコピーすることは簡単です。遠方にVRヘッドセットのみを配送して相手の方にセミナーを行っていただく際には、常に、この違法コピーの危険性があります。
このような違法コピーを防ぐ対策には、契約条件で明確に禁止することが一つ。
そしてもう一つは、DRM(デジタルコンテンツ保護)と呼ばれる仕組みでコンテンツを保護し、許可を与えた期間以外は動画の再生をできなくするという方法があります。
VRヘッドセット集中再生システムShowtime VRでは、オプション機能としてこういった再生制限をかけることができるDRM機能を提供しています。特定のVR(360度)動画コンテンツを、特定の期間、特定のVRヘッドセットのみで再生を可能にします。ご興味があればぜひご検討ください。