
複数台(十数〜数十台)のVRヘッドセットに、ターミナルアプリ(コンピュータを操作するためのテキストベースのインターフェースを提供するアプリケーション)を使用してできるだけ簡単に、Showtime VRのプレーヤー(再生)アプリ内に様々なファイル(VR動画、config.txt、待機画面ロゴ、背景画面など)のコピーを一括で行うスクリプトです。
お使いのパソコンがMacの場合は「Mac_02push_to_quest.sh」、Windowsの場合は「Win_02push_to_quest.bat」などと名前をつけてスクリプトファイルを作成し、保存してください。その後、ターミナルアプリのウィンドウにドラッグアンドドロップすれば、自動実行されます。
ChatGPTなどのAIアプリを利用すれば、カスタマイズやトラブル対応も簡単にできると思います。
目次
動作解説:
Meta QuestのShowtime VRプレイヤー(再生)アプリに対して、以下のファイルのコピーを自動で行います。
- VR動画ファイル
- 設定ファイル(config.txt)
- ロゴ用画像ファイル(logo.png)
- 背景(スカイボックス)画像(skybox.jpg)
2の「設定ファイル」の内容はとても重要です。
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【Windows用】Showtime VRのプレーヤー(再生)アプリ内に、様々なファイル(VR動画、config.txt、待機画面ロゴ、背景画面など)のコピーを一括で行うスクリプト
Win_01SVR_install_restart.batなどと名前をつけて保存・利用してください。ターミナルアプリのウィンドウにドラッグアンドドロップすれば、自動実行されます。
@echo off
chcp 65001 >nul
REM --- 「XXXXXX」の部分は、お使いのパソコンごとに異なります。 パスの取得方法---
REM --- 設定・VR動画ファイルのパス---
set "LOCAL_FILE=C:\Users\XXXXXX\Desktop\SVR_files\svr_test.mp4"
set "QUEST_PATH=/sdcard/Showtime VR/Videos/2D"
REM --- 設定・Showtime VRのプレーヤーアプリで使用する設定ファイルconfig.txtの送信元パスと送り先パス---
set "CONFIG_FILE=C:\Users\XXXXXX\Desktop\SVR_files\config.txt"
set "CONFIG_PATH=/sdcard/Showtime VR"
REM --- 設定・Showtime VRの待機画面で表示するロゴ画像の送信元パスと送り先パス---
set "LOGO_FILE=C:\Users\XXXXXX\Desktop\SVR_files\logo.png"
set "LOGO_PATH=/sdcard/Showtime VR/Branding"
REM --- 設定・Showtime VRの待機画面で表示する 背景画像の送信元パスと送り先パス---
set "SKYBOX_FILE=C:\Users\XXXXXX\Desktop\SVR_files\skybox.jpg"
set "SKYBOX_PATH=/sdcard/Showtime VR/Branding"
set "DEVICE_NAME=Quest 3"
REM --- ADB接続確認 ---
echo 🔷 接続中のデバイスを確認します...
adb get-state | findstr /C:"device" >nul
if errorlevel 1 (
echo ❌ %DEVICE_NAME% が接続されていません。USBケーブルを確認し、USBデバッグがONであることを確認してください。
exit /b 1
)
REM --- 動画ファイル送信 ---
if not exist "%LOCAL_FILE%" (
echo ❌ 動画ファイルが見つかりません:%LOCAL_FILE%
exit /b 1
)
echo 🔷 動画ファイル %LOCAL_FILE% を %DEVICE_NAME% (%QUEST_PATH%) に送信します...
adb push "%LOCAL_FILE%" "%QUEST_PATH%"
if errorlevel 1 (
echo ❌ 動画ファイル送信に失敗しました。パスや接続状態を確認してください。
exit /b 1
) else (
echo ✅ 動画ファイル送信が完了しました:%LOCAL_FILE% → %QUEST_PATH%
)
REM --- configファイル送信 ---
if not exist "%CONFIG_FILE%" (
echo ❌ configファイルが見つかりません:%CONFIG_FILE%
exit /b 1
)
echo 🔷 configファイル %CONFIG_FILE% を %DEVICE_NAME% (%CONFIG_PATH%) に送信します...
adb push "%CONFIG_FILE%" "%CONFIG_PATH%"
if errorlevel 1 (
echo ❌ configファイル送信に失敗しました。パスや接続状態を確認してください。
exit /b 1
) else (
echo ✅ configファイル送信が完了しました:%CONFIG_FILE% → %CONFIG_PATH%
)
REM --- logoファイル送信 ---
if not exist "%LOGO_FILE%" (
echo ❌ logoファイルが見つかりません:%LOGO_FILE%
exit /b 1
)
echo 🔷 logoファイル %LOGO_FILE% を %DEVICE_NAME% (%LOGO_PATH%) に送信します...
adb push "%LOGO_FILE%" "%LOGO_PATH%"
if errorlevel 1 (
echo ❌ logoファイル送信に失敗しました。パスや接続状態を確認してください。
exit /b 1
) else (
echo ✅ logoファイル送信が完了しました:%LOGO_FILE% → %LOGO_PATH%
)
REM --- skyboxファイル送信 ---
if not exist "%SKYBOX_FILE%" (
echo ❌ skyboxファイルが見つかりません:%SKYBOX_FILE%
exit /b 1
)
echo 🔷 skyboxファイル %SKYBOX_FILE% を %DEVICE_NAME% (%SKYBOX_PATH%) に送信します...
adb push "%SKYBOX_FILE%" "%SKYBOX_PATH%"
if errorlevel 1 (
echo ❌ skyboxファイル送信に失敗しました。パスや接続状態を確認してください。
exit /b 1
) else (
echo ✅ skyboxファイル送信が完了しました:%SKYBOX_FILE% → %SKYBOX_PATH%
)
【Mac用】Showtime VRのプレーヤー(再生)アプリ内に、様々なファイル(VR動画、config.txt、待機画面ロゴ、背景画面など)のコピーを一括で行うスクリプト
Mac_01SVR_install_restart.shなどと名前をつけて保存・利用してください。ターミナルアプリのウィンドウにドラッグアンドドロップすれば、自動実行されます。
#!/bin/bash
# --- 「XXXXXX」の部分は、お使いのパソコンごとに異なります。 パスの取得方法---
# --- 設定 ---
LOCAL_FILE="/Users/XXXXXX/Desktop/SVR_files/svr_test.mp4" # Mac上の送信したい動画ファイルパス
QUEST_PATH="/sdcard/Showtime VR/Videos/2D" # Quest 3 側の送り先フォルダ
CONFIG_FILE="/Users/XXXXXX/Desktop/SVR_files/config.txt" # Mac上の送信したいconfig.txtのパス
CONFIG_PATH="/sdcard/Showtime VR" # Quest 3 側の送り先フォルダ
LOGO_FILE="/Users/XXXXXX/Desktop/SVR_files/logo.png" # Mac上の送信したいlogo.pngのパス
LOGO_PATH="/sdcard/Showtime VR/Branding" # Quest 3 側の送り先フォルダ
SKYBOX_FILE="/Users/XXXXXX/Desktop/SVR_files/skybox.jpg" # Mac上の送信したいskybox.jpgのパス
SKYBOX_PATH="/sdcard/Showtime VR/Branding" # Quest 3 側の送り先フォルダ
DEVICE_NAME="Quest 3"
# --- 接続確認 ---
echo "🔷 接続中のデバイスを確認します..."
adb get-state 2>/dev/null | grep -q "device"
if [ $? -ne 0 ]; then
echo "❌ $DEVICE_NAME が接続されていません。USBケーブルを確認し、USBデバッグがONであることを確認してください。"
exit 1
fi
# --- 動画ファイル送信 ---
if [ ! -f "$LOCAL_FILE" ]; then
echo "❌ 動画ファイルが見つかりません:$LOCAL_FILE"
exit 1
fi
echo "🔷 動画ファイル $LOCAL_FILE を $DEVICE_NAME ($QUEST_PATH) に送信します..."
adb push "$LOCAL_FILE" "$QUEST_PATH"
if [ $? -eq 0 ]; then
echo "✅ 動画ファイル送信が完了しました:$LOCAL_FILE → $QUEST_PATH"
else
echo "❌ 動画ファイル送信に失敗しました。パスや接続状態を確認してください。"
exit 1
fi
# --- configファイル送信 ---
if [ ! -f "$CONFIG_FILE" ]; then
echo "❌ configファイルが見つかりません:$CONFIG_FILE"
exit 1
fi
echo "🔷 configファイル $CONFIG_FILE を $DEVICE_NAME ($CONFIG_PATH) に送信します..."
adb push "$CONFIG_FILE" "$CONFIG_PATH"
if [ $? -eq 0 ]; then
echo "✅ configファイル送信が完了しました:$CONFIG_FILE → $CONFIG_PATH"
else
echo "❌ configファイル送信に失敗しました。パスや接続状態を確認してください。"
exit 1
fi
# --- logoファイル送信 ---
if [ ! -f "$LOGO_FILE" ]; then
echo "❌ logoファイルが見つかりません:$LOGO_FILE"
exit 1
fi
echo "🔷 logoファイル $LOGO_FILE を $DEVICE_NAME ($LOGO_PATH) に送信します..."
adb push "$LOGO_FILE" "$LOGO_PATH"
if [ $? -eq 0 ]; then
echo "✅ logoファイル送信が完了しました:$LOGO_FILE → $LOGO_PATH"
else
echo "❌ logoファイル送信に失敗しました。パスや接続状態を確認してください。"
exit 1
fi
# --- skyboxファイル送信 ---
if [ ! -f "$SKYBOX_FILE" ]; then
echo "❌ skyboxファイルが見つかりません:$SKYBOX_FILE"
exit 1
fi
echo "🔷 skyboxファイル $SKYBOX_FILE を $DEVICE_NAME ($SKYBOX_PATH) に送信します..."
adb push "$SKYBOX_FILE" "$SKYBOX_PATH"
if [ $? -eq 0 ]; then
echo "✅ skyboxファイル送信が完了しました:$SKYBOX_FILE → $SKYBOX_PATH"
else
echo "❌ skyboxファイル送信に失敗しました。パスや接続状態を確認してください。"
exit 1
fi