Pico G3は開発者モードにすると、様々なオプション機能が解放され、一層使い勝手の幅が拡がります。
開発者モードにするには、Pico Business Suiteからも可能ですが、ここでは、Pico G3単体での設定方法を紹介します。
Pico G3を開発者モードにする方法
まず、Pico G3ヘッドセットの電源を入れます。
ホーム画面から「設定」メニューに進みます。
設定メニューにある「一般」をクリックします。
「デバイス情報」セクションを選びます。
「デバイス情報」タブの一番下当たりに、「ソフトウェアバージョン」という項目が有ります。これを7回連続でクリックすると、Pico G3の開発者モードが有効になります。有効になると、左メニューに「開発者」という項目が表示されます。
「開発者モード」を無効にするには、この「ソフトウェアバージョン」をまた7回クリックすると、無効になり、左メニューの「開発者」という項目も非表示になります。
Pico G3をキオスクモードにする方法
Pico G3を開発者モードにすると、様々なオプション機能が解放されます。その一つとして、「キオスクモード」と言い、VRヘッドセットのアプリの起動を、特定のアプリに固定し、ユーザーが他の機能にアクセスすることを防ぐことができる機能があります。VRヘッドセットを使ったイベントや研修・授業等にとても便利です。
「ホーム画面」で選んだアプリを、次回以降のPico G3で固定して起動させることができるようになります。Picoのデフォルトの画面は「PICOランチャー」です。
「ホーム画面」で「PICOランチャー」以外のアプリを選んで再起動させると、それ以外のアプリにはアクセス不可能になります。
Pico G3のキオスクモードを解除(OFF / 終了)する方法
PICO G3を起動します。何らかのアプリが起動した後、PICO G3本体下部にある、音量ボタンの「小」側と、「決定ボタン」を同時に押します。
すると、キオスクモードで起動しているアプリに割り込んで、PICOの設定メニューが起動します。
キオスクモードを設定したときと同じ手順をたどり(開発 => ビジネス設定 => ホーム画面」に戻ります。そしてキオスクモードの開始を別のアプリに割り当てるか、又はデフォルトののPICOのホーム画面に戻すには、「PICOランチャー」を選択して再起動します。
工場出荷状態へのリセット
- PICO G3の電源を入れ、ホーム画面から「設定」メニューに進みます。
- 「設定」メニュー内で、「一般」タブをクリックします。「工場出荷状態へのリセット」があるので、クリックします。