Showtime VR　大幅アップデート（2024年7月11日）のお知らせ

2024年6月27日に、Showtime VR社より、2024年7月11日に施行されるShowtime VRの今後のアップデートに関するお知らせが発表されました。以下、日本語訳をお届けします。

参考

Updated Features and Changes in Licensing Policy Showtime VR is introducing a new Local license with advanced functionalities

更新される機能とライセンスポリシーの変更につきまして

2024年6月27日

Showtime VRでは、アプリコンテンツの起動（特定のYouTube動画など）の改善、すべてのユーザーの視線追跡、VRヘッドセットの1つのビューを大画面にミラーリングする機能など、高度な機能を備えた新しいローカルライセンスを今後導入します。 Showtime VRの機能は、長年にわたり着実に拡大してきました。私たちはお客様のフィードバックを非常に重視しており、アップデートのたびに可能な限り多くの、要望があった改善点を盛り込むよう努めてきました。

2024年7月11日に、ここ数か月にわたって改善された機能とともに、以下に概要を示すような、新たなな機能を備えたアップデートをリリースします。

最高の品質とサポートを提供するという当社の取り組みの一環として、Showtime VR Local のライセンスポリシーを変更することにいたしました。私どもは長年にわたりサービス価格改定を行っておらず、今後も価格改定は避けたいと考えておりますが、永久買取ライセンスから年間ライセンスへと移行することを決断いたしました。

私たちはこの変更を、ユーザーの皆様にご理解いただけるものと考ております。世界中のユーザーの皆様に、Showtime VR ソフトウェアを通じて、これまで以上の価値を提供することが可能になると確信しております。

これまでに販売された、Showtime VRローカルバージョンの永久ライセンスは、今後も有効期限なく有効であり、重要なアップデートを受け取ることができます。

ただし、これから新たに追加される機能は、年間ライセンスプランでのみご利用いただけます。Showtime VR Onlineは、これらの変更の影響を受けず、これまで通りです。

ローカルバージョンライセンス、新規年間ライセンス向けの追加機能

Standardプランの機能強化：

バッテリー残量表示
再生状況の表示
パノラマ表示機能
再生設定を保存

Proプランの機能強化：

待機け画面でのパススルーモードへのアクセス
ライブストリーム再生機能

Ultra プランの新機能：

トラッキング（レーザーポインター機能）：
- トレーニング環境向けに開発されたこの機能により、他のユーザーの視点（POV）を視覚化できます。有効にすると、選択したプレイヤーデバイスに、他のプレイヤーがどこを見ているかを示すインジケーター（ヘッドトラッキングが有効になっている場合）またはポインターで狙っている場所を示すインジケーター（これがトラッキングされている場合）が表示されます。このオーバーレイは、ヘッドセットまたはWindows版プレイヤーに表示できます。
POVミラーリング：
- ヘッドセットのヘッドの動きをWindows版Playerアプリにミラーリングする機能。大画面でリアルなVR体験をお楽しみいただけます。
アプリ専用キー：
- サードパーティ製アプリを起動するための拡張インターフェース。YouTubeアプリを選択し、アプリIDを必要とせずに動画URLを入力するオプション、ディープリンクをサポートするアプリ用のURI、IDと起動パラメータを指定してアプリを通常起動するオプションがあります。
  自動再生終了オプション：再生が終了すると自動的に終了します。

これらの機能は、2024年7月11日にリリースされるアップデートでご利用いただけるようになります

Player App Version 5.2.3およびController App Version 4.12で既に利用可能なその他のアップデートと修正点：

ネットワークパフォーマンスの向上。
Windows版コントローラーがバックグラウンドで実行できるようになりました。
Oculusヘッドセットにおいて、視点再設定機能に関する問題を修正しました。
追加のオーディオトラックとして、.wav ファイルに加え、 Ambix サポートを追加。
ランチャーの通信を改善しました。
Windows 版 Player アプリに、360度投影なしモードを追加しました（プレイヤーアプリの config.txtに、noProjection = trueを追加）。
ライブラリサービスからのダウンロード体験を向上。
Controller アプリの言語翻訳を更新しました。
Oculus Storeアプリの簡易版を追加（ランチャー機能なし）。
Controllerでランチャーモジュールを無効にするオプションを追加。
追加のコントローラアプリの接続を許可しないオプションを追加しました。
Controller アプリ内で Apps および Streams のインスタンスを編集するオプションを追加。